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プロサッカー選手 / 小野裕二・独占インタビューvol.1『生まれ育った町にサッカーで貢献したい』

2022年から、J1のサガン鳥栖へ復帰することが決まった、小野裕二というJリーガがいる。相手を切り裂くスピード溢れるプレーで、ピッチ上で違いを作るプレーが持ち味の快速FWだ。

そんな小野は、神奈川県の横須賀出身。プロサッカー選手でありながら、自身の出身地である横須賀で「Ono Football Clinic」というサッカークリニック活動にも励んでいる。

当クリニックでは、横須賀の出身のプロ選手のサッカー教室や、プロの講師を招いた栄養学、スポーツをする上での語学の大切さなど「サッカー選手にとって大切なこと」を子どもたちに伝えるのである。

2022年1月5日「Ono Football Clinic」が、横須賀市内で開催された。小野の他にも日本代表を経験した選手や、現在Jリーグで活躍する多くの選手が参加し、横須賀の子どもたちと一緒に汗を流した。

そんな小野裕二に、MEDIA CONNECTが独占インタビューを行った。

「Ono Football Clinic」に対する想いや、子どもたちに伝えたいことを始めとし、自身のキャリア、サッカーに対する考え方を伺ってきた。

今回は、全2回にわたるインタビューの1回目となります。

▼小野選手のプレー集▼

生年月日:1992年12月22日(29歳)
出身地:神奈川県、横須賀市
身長:170cm
体重:69kg
在籍チーム:サガン鳥栖
ポジション:MF/FW
背番号:-
利き足:右足
経歴:2010-2012横浜F・マリノス/2013-2015 スタンダール・リエージュ/2015-2016 シント=トロイデンWW/2017-2019 サガン鳥栖/2020-2021 ガンバ大阪/2022- サガン鳥栖

HP:https://ono-yuji.com/
Twitter:https://twitter.com/yujiono14
Instagram:https://www.instagram.com/onoyuji.official/
facebook:https://www.facebook.com/onoyuji.net/

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–「Ono Football Clinic」は、2019にスタートされましたよね。始めるに至った経緯と、この活動に対する想いを教えてください。

僕には一つ上の兄がいて、彼は今タイでプロサッカー選手として活動しています。その兄や地元の仲間たちと、サッカー通じて横須賀という町に何か還元できないか?ということをずっと考えていました。

ですが、シーズン中だと何か活動するのは難しい。だったらオフの期間を利用して、まずはサッカークリニックを開催し、子供たちを呼んで一緒にサッカーを楽しむ場を作ろうと考えたのがきっかけです。

かなり前からこのプロジェクトに関しての準備はしていたのですが、兄も18歳から海外に行っており、僕も20歳で海外に行っています。お互い日本に帰ってきたタイミングがマッチしたのが、ちょうど2019年でした。

そこから一緒に「Ono Football Clinic」やり始め、今現在はたくさんのプロ選手にも協力していただいています。

–今回のクリニックに参加されている選手を見ると、横須賀出身の選手がずらりと並んでいます。小野選手にとっての「横須賀」は、どのような町ですか?

横須賀の人は地元愛が強いところがあると思います。

自分たちがたまたまサッカー選手だったので、サッカーを通じて地元に何かをしたい、ということは常々思っていました。横須賀出身のサッカー選手を呼ぶことにより、横須賀には沢山のすごい選手がいるんだよ、ということを子どもたちに知って欲しいという想いもありました。

選手の目線から言えば、どこでどのチームに行くか、というのは分かりません。新しいチームに行ったときに、横須賀出身の選手同士でのコミュニケーションが事前にあれば、チームに入りやすかったり、繋がりができたりします。

そのようなきっかけの場になればとも思っていますね。参加してくれている選手にもそういう話をしたら、二つ返事で今日来てくれた皆さんが参加してくれました。本当に感謝しています。

–本日参加している子どもたちの印象はいかがですか?

イベント開始直後は、遠慮しながらプレーしている雰囲気がありました。

しかし、ゲームで対プロサッカー選手になったときには「勝ちたい!」という気持ちが伝わってきましたし、楽しんでプレーしてくれていたと思います。

最後のシュートゲームでも、本当に楽しんでくれていたのが伝わってきました。そのような姿を見ることが、僕たちにとって一番嬉しいですね。

子どもたちとプレーすることにより、自分たちもよりサッカーを頑張らなくちゃいけないと思いましたし、横須賀の町を盛り上げていかなければいけない、と強く感じました。

–子どもたちには、どのような気持ちを持って、サッカーに取り組んでもらいたいですか?

まずは、サッカーを楽しんで欲しいです。

成長するにつれ、さまざまな人生の悩みなどが出てきますし、多くの雑音も出てくると思います。

ですが、サッカーをプレーする以上、サッカーを純粋に楽しむことが大切です。逆にいうと、本日参加してくれたプロ選手たちも「サッカーを楽しむ」ことを、この場所に来て改めて再確認できた場になったかと思います。

そして、多くの方が協力してくれた上で、今日のイベントが成り立っています。朝早くから来て準備してくれたり、こういうところ(スタンド付きの人工芝ピッチ)でプレーできたり、有名なプロ選手とガチでボールを蹴れることは、当たり前にできることではなくて、感謝しなきゃいけないことなんだよ、と子どもたちに伝えました。

親だったり、学校の先生だったり、チームのコーチなど身近な人に対して、常に感謝の気持ちを持ってサッカーを続けて欲しいですね。

–プロ選手を目指している子どもたちへ、メッセージをお願いします

プロになった選手は、誰よりもサッカーをしていると思います。もちろん上には上がいるかもしれませんが、まずは「誰よりもサッカーをすること」が大前提です。

その中で、サッカーに対する楽しさを自分の中で見つけていったり、仲間にも出会ったり、このような活動に参加することで成長していくことができます。

今日来てくれた子どもたちには、仲間を大切にしながら楽しんでプレーする中で、伝えたことがあります。それは、勝ちにこだわる姿勢です。

楽しんでプレーすることはもちろん大切ですが、サッカーは勝敗のあるスポーツです。楽しむ中で、勝つことにこだわってプレーしてもらう、という狙いが僕らの中にありました。

最後のシュートゲームなどで、あえて勝ち負けを作ったのは「勝つ」ということに対して貪欲になって欲しいですし、そういう選手がプロなってからも生き残っていけると思います。

勝つことにこだわることも子供たちに伝えていければと思います。

–今後のONO Football Clinic では、どのような取り組みをしていきたいですか?

今現在は、年始のサッカー教室をしています。

昨年度はJリーグの試合に招待したり、Zoomを使ったプロ選手との対談や、栄養士の先生やトレーナーさんを呼んで、栄養学やトレーニングの講座を開いたり、通訳の人を呼んで言語についての講義を行いました。

僕も兄も海外に行った経緯があります。そこでは改めて「言語の大切さ」を身に染みて感じたんです。

そういったことを早くから身近に感じてもらえたらと思い、このような機会を設けています。海外に行ってから初めて知るのではなく、こういう世界があることを事前に知っておくのはとても大切なことだと思うんです。

そこからは、子どもたちの判断ですよね。やりたければやればいいし、やりたくないなら無理にやる必要はないと思っています。

このサッカークリニックに参加して、どのように感じるかは子どもたち次第です。ですが、さまざまな世界がある、ということを子どもたちに伝えていきたいですね。

今後は、この活動を継続していくことが一番重要なことだと思います。数年でなくなっちゃうのではなくて、僕らが現役引退しても、ここの参加者からプロになった選手が出てきてくれれば嬉しいですね。

この場からプロになった子たちが、下の世代に教えたりする流れを作りたいです。そうすることで横須賀市を盛り上げることができると思っています。

▼イベントの様子・インタビュー動画はこちら▼

To Be Continued…(vol.2の投稿は 2/11(金)予定)


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