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ピティ・マルティネス独占インタビュー『夢を叶えるためには優先順位を』

ピティ・マルティネスを知っているだろうか?サウジアラビアのアル・ナスルでプレーをするアルゼンチン人MFだ。

左足から繰り出されるテクニックを武器に、独特の間合いから相手を嘲笑うようなプレーで、ゴールやアシストを演出する。さらに、テクニックだけではなく、迫力満点の推進力でゴールへ向かうプレーもできる万能型の10番タイプの選手だ。

今でこそ、南米を代表する選手の一人にまで上り詰めたマルティネスだが、幼少期には、多くのクラブで行われるセレクションに落ち続け「プロになれない選手」のらく印を押されていたという。

そんなピティ・マルティネスに、メディアコネクトが独占インタビューを行った。

▼ピティ・マルティネスはどんな選手??▼

生年月日:1993年6月13日(28歳)
出身地:アルゼンチン・メンドーサ州・グアイマレン
身長:170cm
体重:65kg
在籍チーム:アル・ナスル
ポジション:FW
背番号:10
利き足:左足
経歴:2011-2014 ウラカン/2015-2019 リーベル・プレート/2019-2020 アトランタ・ユナイテッド/2020- アル・ナスル

–若い頃、サッカー選手として成長する過程で、何が一番の困難でしたか?家族や友達、地元からのプレッシャー、コーチの善し悪し、家族から離れることなど、一番乗り越えるのが難しかったことを教えてください

まずは、実家から遠い場所へ行かなきゃいけなくなった時かな。地元から離れ、新しいチームでチャレンジする時というのは、多くの選手が一番苦しむことだと思う。

経済的な理由だったり、知り合いが周りにいなかったりと、新天地での生活は難しいね。

だから、地元の選手は貴重なんだ。地元のサッカークラブから成り上がっていきたいという夢があった。今の僕があるのは、その想いが強くあったからだと思うよ。

–「君はプロになれないよ」と何回くらい言われたましたか?

何度も言われたよ。

–多くのチームにも入団を断られました?

それも何回も断られたさ。けど今の僕は、プロ選手としてプレーしている。キャリアもあるし、タイトルも獲得している。若い頃、継続的に努力をしてきたおかげで、今は幸せだよ。夢にチャレンジすることは、あの頃の僕にとって一番重要なことだったんだ。

チャレンジしないで、メンドーサ(マルティネスの地元)に残ることは考えられなかったね。あの時の決断が、一番よかったのかはわからないけど。夜も眠れない日もあったけど、自分がしてきた決断に後悔はないね。結果的には良い判断だと思っているよ。

–あなたにとって、リーベル・プレートのユニフォームというのはどのような意味がありますか?

初めてリーベル・プレートのユニフォームに袖を通した時は、それは夢のようだったよ。子どもの頃に願った、アルゼンチンのビッグクラブでプレーしたいという夢を叶えたんだからね。その後は、年を重ねるごとに目標を探していたよ。ここで満足するのではなく、さらなる高みを目指していた。だから僕にとってリーベル・プレートのユニフォームは、満足せずに上を目指し続けるという意味あったね。

–サッカー選手を目指す若い子にとって、何が一番重要なことでしょうか?

ビッグクラブでプレーすることを、常に夢見ていた子どもには、ユニフォームに袖を通すことと、お金を貰うことは一つの到達点だ。しかしそれだけで満足せず、楽しむこと。

プレーすることを楽しみ続けることだね。ユニフォームに敬意を持ってプレーするけど、ピッチ上では楽しまないといけない。子どもの頃の想いを胸に、楽しんでプレーしないとね。“楽しむ”は、今後成長していく上で、努力の糧となるんだ。また、ユニフォームを着るということは、そのチームの代表でもある訳だから、楽しんでプレーをする必要があるんだ。

–リベルタドーレス(南米クラブ王者を決める選手権大会)について聞かせて

リベルタドーレスは、選手が夢見る特別な場だよね。だから僕も、その瞬間を生きようとしている。注目が大きく、プレッシャーもかかる試合なんだけど、僕は頭の回転が早くなるんだ。浮き足立ってるわけではないから、時間の経過も変わらないよ。そんな大会なんだから選手は、深呼吸して、自分がどこにいるのかを理解しないといけない。この瞬間を楽しみ、好きなプレーをしなくてはね。プレッシャーとか、チームを代表しているとかは二の次に。

–大きな舞台で緊張しないためには、練習など万端の準備を整えることで解消できますか?

もちろん練習は、試合でいいプレーをするための基盤になる。同じように、食事や休息もとても重要だね。練習は80%の割合を占めると思う。もちろん選手は、それらを自然に理解しているよ。

–若い選手に、避けるべきこと、しないほうがいいことのアドバイスをお願いします

例えば、監督の戦術的に合わない時とかに……。

いやいや、サッカーを本気でしていたら、誕生日会に出れないこととか、パーティーに参加できないこと、旅行に行けないこともあるよね。辛いことだけど、そこは心配しないでと言いたいね。なぜならその努力は、後に君のサッカーの技術や人生を豊かなものにするから。これらの行事はサッカー人生の後でもできるよ。たくさん旅行することとかね。友達と外に出かけて遊びたい気持ちもわかる。けどダメなんだ。そういう時期じゃない、それを断らないといけないんだ。練習は、万全な状態で行わなければいけない。断ることは、悪い訳ではないんだよ。将来のために、優先順位をつける必要があるんだ。

End(お読みいただきありがとうございました。完 )

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