TOPIC

HOME / TOPIC / INTERVIEW / マック・アリスター独占インタビューvol.2『有名になっても、自分らしくあること』

マック・アリスター独占インタビューvol.2『有名になっても、自分らしくあること』

イングランド、プレミアリーグのブライトンで10番を背負う、U23アルゼンチン代表のアレクシス・マック・アリスター。今夏に開催される東京オリンピックのメンバーにも名を連ねており、将来を有望視されている若手選手の1人である。

フィールドの中央に君臨し、長短のパスでゲームを組み立てながら、創造性溢れるプレーでゴールを演出する。
さらに、強烈なキックという武器も持ち合わせ、ロングレンジからでも簡単にゴールを奪取してしまう。

そんなアレクシス・マック・アリスターに、メディアコネクトが独占インタビューを行った。

今回は、全2回にわたるインタビューの最終話となります。

 

【マック・アリスターはどんな選手?】

生年月日:1998年12月24日(22歳)
出身地:アルゼンチン・サンタローサ
身長:174cm
体重:72kg
在籍チーム:ブライトンFC
ポジション:MF
背番号:10
利き足:左足

経歴:2016-2019 アルヘンティノス/2019-2021 ブライトン/アルヘンティノス2019(ローン)
/2019-2020 ボカ・ジュニアーズ(ローン)/2021 ブライトン

vol.1はこちらから


-日本に行ったことはありますか?日本に行くことに興味はありますか?本当に違う文化だし、礼儀正しいし、我々のサッカーへの憧れもあります。

そうだね。行ってみたいね。
僕たちはオリンピックで日本に行くから、観光もできたらいいね。
日本がいいところだという話はよく聞くよ。

ブライトンでチームメイトのブラジル人ベルナルド・ダ・シルバの父親は日本でプレーしていたことがあるんだ。
彼は僕に、日本の街は素晴らしいって言っていた。
日本の文化も含めて大好きだから、もう一度日本に戻りたいってね。

新しい場所を知ることって素晴らしいことだと思うよ。

-サッカーではそういう経験もできますよね。日本では人々との間に距離があるでしょう。プロの選手たちはバブルに隔離されてしまいますし。でも、シャイで挨拶もできないような子どもたちとも、サッカーを通じてなら距離を縮めることができます。日本の子どもたちはきっとあなたたちが来るのを待っていると思いますよ。

そうだね。ちょっと奇妙な感じだろうね。

でも、今の状況を考えたら、誰もが理解できると思う。
そう、サッカーは人々をつないでくれる。

-あなたが初めてアルゼンチン代表のユニフォームを渡され、それを着た時、何を感じましたか?

あれはとても説明できないような感覚だったよ。
チリとの試合でフル代表デビューした時のことはよく覚えている。
その後、プレーした2試合目はメキシコ戦だった。すごく楽しめたよ。
そこでは代表のチームメイトが僕ら新入りを温かく迎えてくれているって感じたね。

それはとても大きな経験だった。もうひとつの夢がかなったっていうね。

ちょっと早すぎたかもしれないけど。
アルヘンティーノスからボカに移籍して夢がかない、それからすぐに、もう一つの夢であるフル代表に呼ばれたんだからね。

一気に夢がかなったから、すべてがすごく早く感じたんだ。
でも、それも楽しむことができたよ。

-プロになってから、モチベーションを保つために何をしていますか?

すべての選手にとって、常にトップレベルであり続けることは必要だ。
常にもっとうまくなりたい、チームメイトを助けたい、チームに入ってプレーしたい、という願望がある。

そういう願望が僕を成長させてくれていると思う。
みんなもよく知っている選手であるララナと話した時、彼は僕にこう言ったんだ。「トップレベルに居続けるためには、いつだって自分の最大限の力を出し切り、すべてを捧げる覚悟が必要だ」ってね。

それは僕にとって重要な教えだったと思うし、すごく満足している。
毎日、僕はもっと学びたいと思っているよ。

-今日のサッカー選手は、一種のロックスターのような感じですか?人々に、「特別な力を持っている」と思われているんでしょうか?それとも、どこにでもいる若者と思われている?レオ・メッシと練習していても、どこにでもいる若者ですか? あなたから若い選手たちにアドバイスはありますか?テレビやSNSで見る姿だけが現実ではないし、辛い時もあるでしょう。あなたはクリスティアーノやメッシのような有名な選手と一緒にプレーしたことがありますが、彼らは特別な人ではなく、控えめで他人へのリスペクトがありますか?

僕からのアドバイスは、いつだって“自分らしくあること”だね。
有名になっても偉大な選手になっても、自分は変わらないこと。
決して変わらず、他人へのリスペクトの気持ちを忘れないこと。
自分が一番だなんて考えないことだ。だって、僕らはみんな同じ人類なんだからね。

悪い時だってたくさんあるだろうし、それに打ち勝っていなかければならない。

たとえば、僕は家族と離れ離れになることを経験したけど、そんなに簡単なことじゃなかった。
毎日、いろいろなことを学び、毎日、辛いことに耐えられる準備をしていく中でプロのサッカーになることができる。サッカーのエリートにね。

それを楽しむのは難しいかもしれないけど、学ぶことをやめてはいけないんだ。
好きなことをしているのだから、学び続けなければならない。
そして、一度ピッチに入ったら、そういうことはすべて忘れて楽しめばいい。

-最後に、レオ・メッシと中盤でコンビを組むパートナーとして、人々があなたに期待しているという記事を読みました。これまでも多くの候補選手がいましたが、十分ではありませんでした。実際に彼と一緒にプレーした時の経験はどうでしたか?彼とともに代表で何かを勝ち取り、歴史を作りたいですか?

そうだな。正直、僕はその位置の選手ではないと思う。
レオにはこれまでも偉大なパートナーがいた。おそらく、そうとはみなされなかった選手たちもいただろうけど。

例えば僕で言えば、ガゴとメッシ、バネガとメッシのコンビは好きだった。
アルゼンチン代表には、レオとコンビを組んでいる偉大な選手たちが常にいるんだ。
チームが勝てる時もあるし、そうでない時もあるということを学ばなければならない。

アルゼンチン代表には多くの選手がいる。
知られていない過去の系譜を理解しなければならないし、同時にこれから代表で一歩を踏み出そうとしている若い選手をサポートしなければならない。あとは、レオが生涯代表でプレーしてくれることを祈るのみだね。

-ありがとうございました。

▼インタビュー動画はこちら▼

End(お読みいただきありがとうございました。完 次回は2021/7/18(日)投稿予定 )

RELATED POST